監修クリニック紹介
成人矯正治療をご検討中のみなさまへ
今から30年ほど前まで、歯の矯正というのは成人に対しては行わないものでした。
歯の矯正は、ひらたく申し上げますと「歯を動かす」ことです。
大人の歯はもう固定してしまっていて動かせない、歯が動揺しているし、歯の数も少ない。
残っている歯や歯周組織に対するダメージが心配。
装置が目立つ。
だから矯正は子どものうちにするものという考え方が、ひと昔前までは一般的だったのです。
しかしその後、矯正の技術や材料が発展し、より優しく、的確に歯を移動することができるようになりました。
さらに、社会での矯正の認知度・要求度も上がってきたことで、様相が一変しました。
成人も子どもと同じように、ごく普通に矯正を行うようになったのです。
私のクリニックにも、日々多くの成人の患者様が来院され、きれいな歯並びを手に入れています。
「そうは言ってもなかなか動かせないのでは?」「私の年齢では遅いんじゃないかしら?」と、疑問も湧いてくるでしょう。
もちろん、10代の若い人に比べれば、様々なハンデはあります。
しかし安心してください。
健康な歯があり、歯を取り囲む歯周組織が健全であれば、原則的には何歳でも矯正を始められます。
60歳を超えても大丈夫です。
決して手遅れということはありません。
また、虫歯や軽度の歯周病など悪いところがあっても、それを治せば始められます。
義歯が入っている方もOKです。
逆の言い方をしますと、歯並びが気になっている方は、何歳になっていても始めたほうがいいのです。
なぜなら、現状の不正咬合を放置しさらに年齢を重ねていったときに、デコボコの歯並びはもっとデコボコになっていきますし、出っ歯の方はもっと出ている筈です。
すると虫歯や歯周病になりやすく、歯を失う時期も早まります。
歯の喪失は食生活を不自由にするばかりか、全身の健康にもマイナスの影響を与えます。
最近では、歯周病菌が、心筋梗塞や糖尿病などと関連があるとの報告がされています。
もちろん、見た目の問題もあるでしょう。
歯を引っ込めて、もっと若く見られたい、昔のようになりたい、と希望され受診される方も少なくありません。
いまの日本は、世界でもまれに見る長寿社会です。
早い段階で歯列を一度きちんと整えておくことは、決して無駄なことでも、贅沢なことでもありません。
上記のように、むしろ非常に意味のある大事なことです。
噛むという動作は脳を刺激しますから、自分の歯を長く保てれば、ぼけ防止にもつながります。
歯の矯正は、QOL(生活の質)への貢献度が非常に高い治療なのです。
歯の矯正を検討中の方や、歯並びが気になっている方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
院長略歴
昭和46年4月 福岡県立九州歯科大学入学
昭和52年3月 同 卒業
昭和52年6月 歯科医師免許取得
昭和大学歯学部歯科矯正学教室入局(前期助手)
昭和52年3月 同 卒業
昭和52年6月 歯科医師免許取得
昭和大学歯学部歯科矯正学教室入局(前期助手)
昭和54年 4月 同 助手
米国矯正歯科学会入会(American Orthodontic)
米国口蓋裂学会入会(American Cleft Palate Association)
昭和59年4月 同 講師・昭和医療技術専門学校非常勤講師
昭和54年 4月 同 助手
米国矯正歯科学会入会(American Orthodontic)
米国口蓋裂学会入会(American Cleft Palate Association)
平成元年6月 歯学博士
平成5年8月 日本矯正歯科学会認定医,指導医取得
平成6年4月 育成医療指定医
(唇顎口蓋裂後遺症によるそしゃく機能に障害 のある者の意見書を作成する歯科医師)
平成8年5月 九州歯科学会評議員
平成10年1月 日本頭蓋顎顔面外科学会
平成14年1月 日本口蓋裂学会評議員(同IT委員会委員長)
日本頭蓋顎顔面外科学会理事
平成17年3月 昭和大学退職
平成17年4月 大塚矯正歯科クリニック開設
平成17年 12月 日本頭蓋顎顔面外科会理事退任
現在に至る
クリニック情報
クリニック名:大塚矯正歯科クリニック
住所:〒121-0022 東京都品川区東五反田1-22-5 中澤ビル3
電話番号:03-3445-4182
最寄り駅:五反田駅徒歩3分
駐車場:有り
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
10:00~13:00 | ◯ | ◯ | ◯ | 休 | ◯ | △ | 休 |
14:30~20:00 | ◯ | ◯ | ◯ | 休 | ◯ | 休 | 休 |